クレアチニンの検査は、腎臓の機能を調べるために行うものですが、筋肉の機能が低下する筋ジストロフィーの検査にも行われます。クレアチニンの数値が高い場合は、腎臓の機能になんらかの異常があるものとみなされ、さらに精密検査が必要となります。クレアチニンの数値が低い場合は、筋肉に寒冷する病気の可能性が高くなります。クレアチニンの数値が5mg/dl以上を超えた場合は、もとの正常な状態に戻ることはかなり難しいものと思われます。10mg/dl以上になると、腎臓の機能がかなり低下している状態で、人工透析を始める必要が出てきます。
人工透析を始めると、ほとんどの人が亡くなるまで人工透析をしなければ、生命を維持するのは難しいとされています。腎臓がほとんど機能していないため、人工的な手段で腎臓の機能を行わなければ、腎臓で体内の老廃物がろ過されず、体内に毒素がたまり、尿が排出されなくなります。クレアチニンの数値に異常がみられた場合は、さらに電解質測定やPSP排泄試験、クレアチニン・クリアランスなどの精密検査を行い、原因や腎機能の状態などを詳しく調べます。
尿素窒素やクレアチニンは、腎機能が50%前後になるまで低下しない場合には、高値を示すことはなく、万が一、数値に異常が見られた場合には、腎臓や筋肉の機能になんらかの異常が発生したものと考えられます。
まずは原因を突き止めること、そして検査の結果、医師から正しい診断が下されて、適切な治療を行う必要があります。クレアチニンの数値がかなり高くなり、その高さがほぼ一定の状態となった場合は、腎臓がほぼ機能していない状態に等しく、人工透析の準備を視野に入れておく必要があります。
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